教員紹介
竹内 真一 (たけうち しんいち) 教授・博士(農学) |
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専門分野 | 地域環境工学、環境緑化工学、造園技術 |
研究テーマ・研究課題 | 様々な空間を対象とした環境緑化技術および植物体内の水移動計測に関する基礎・応用研究 |
研究内容 | 生態系の基盤をなす豊かな緑と生物の多様性を確保した緑地を創造する技術および維持管理手法を探求することを目的として、国内外で研究活動を行ってきました。 シベリアの森林調査やパレスチナの熱帯果樹栽培、中国の世界遺産九秦溝の水文調査、南西島嶼域のサトウキビ圃場の消費水量調査などです。 海洋学部に着任しましたので、沿岸域の環境調査や保全活動、植物栽培への海水利用などに取り組みます。 また、共同研究として取り組んでいる課題は、①樹体内の水移動の実測に基づいて樹冠や根系の縮減を抑えた樹木移植法の検討、 ②温暖な静岡県の沿岸部および茶畑跡地への新規導入果樹の検討などです。 |
担当授業科目 | ランドスケープデザイン、自然環境の保全と再生、環境とテクノロジー |
所属学会 | 日本緑化工学会、造園学会、農業農村工学会 |
主な論文・著書 | ・竹内真一、杉尾良隆、篠崎圭太郎、松島大樹、飯田真一: 根鉢秤量法に基づくヒートレシオ法による樹液流動計測のキャリブレーション-シダレモミジ(Acer palmatum thumb.)を対象にして-. 日本緑化工学会誌43(1): 109-114.(2017) ・竹内真一、高橋理一、飯田真一: 樹液流動計測に基づいた樹木の移植後の生育評価-移植後、4年間のタイサンボク(Magnolia grandiflora L.)の事例-. 日本緑化工学会誌42(1): 110-115.(2016) |
受験生へのメッセージ | 海洋学部の立地する温暖な静岡県は、農林業も盛んで里海里山里地について学ぶのに絶好のロケーションです。 皆さんとともに二次自然を保全する活動に従事しつつ、関連研究を行いたいと望んでいます。 |