HOME > 海洋文明学科 > 教員紹介

教員紹介

山田 吉彦

山田 吉彦 (やまだ よしひこ)



教授・博士(経済学)

 

専門分野 公共経済学、島嶼経済学、海上安全保障、海洋政策
研究テーマ・研究課題 日本における海洋政策、海洋安全保障、国境離島研究
研究内容  2007年の海洋基本法制定に伴い本格的に始動した「海洋政策」について具体的なフィールドワークを行いながら政策提言を行っています。 専門分野は、現代海賊問題、国境政策、離島振興など。 現代海賊問題に関しては、さまざまなデータ分析および、各国の海上保安体制の把握、マラッカ・シンガポール海峡のフィールドワークなど机上のみならず、現地調査も踏まえ研究しています。
 国境政策及び離島振興に関しては、環境と開発をテーマに新たな沿岸地域の活性化を複眼的に研究を進めている。 石垣市、竹富町(沖縄県)の海洋基本計画、根室市と東海大学海洋学部との研究協定などを推進し、海、島を舞台としたエコツアー、地域振興、国際協力などの具現化をはかっています。

担当授業科目 海洋政策論、離島政策と国境問題、海洋社会と国際関係、キャリア・デザイン2
所属学会 日本沿岸域学会、日本航海学会、日本海洋政策学会
主な論文・著書 ・驚いた!知らなかった日本国境の新事実 2012年 実業之日本社
・日本全国お魚辞典2012年 海竜社
・日本国境戦争21世紀
・日本の海をめぐる攻防 2011年 ソフトバンククリエイティブ
・海洋資源大国 日本は「海」から再生できる 2011年 海竜社
・日本は世界第4位の海洋大国 2010年 講談社
・海の政治経済学 2009年 成山堂書店
・海賊の掟 2006年 新潮社
・日本の国境 2005年 新潮社
・天気で読む日本地図 2003年 PHP研究所
・海のテロリズム 2003年 PHP研究所
研究室について 山田研究室は「島」を「海」をテーマに文化、社会、環境の研究を行うと共に、海の安全、海賊対策など海洋と「国」に係る研究を行っています。 フィールドワークを通じ、学生の協調性を養うとともに、個性を重んじながら、共同研究すすめています。 能登半島で祭りに参加し、神輿を担ぐ。真冬の根室で、魚を獲る網をひく。瀬戸内海の無人島で、戦国時代に活躍した海賊の足跡をたどる。動き回るゼミです。
主な卒論のテーマ 「石垣島における海洋環境に対する価値意識」、「離島におけるコミュニティFMの役割」、「八重山諸島におけるエコツアーの動向」、「ワンピースに見る海賊とは何か」、 「現代海賊問題」
受験生へのメッセージ 大学生活は、社会人となる第一歩。国際的な視点を持ちながら、海洋国「日本」の姿を知り、将来像を考える。そこに、君たちが歩く道が見えてくる。 冒険心を持ち、知見を広め新しい社会にチャレンジしてほしい。そのためには、海は最高のフィールドだ。日本を包み込む「海」は、君たちを世界へと導いてくれることだろう。
コメント 海洋コメンテーター、執筆多数。趣味は、釣りと料理。