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教員紹介

中山 直英

中山 直英 (なかやま なおひで)



助教・博士(理学)

 

専門分野 魚類学、系統分類学、形態学
研究テーマ・研究課題 ソコダラ科を中心とした深海性魚類の系統分類学
研究内容 深海に生息する魚類の分類、系統、動物地理などを研究しています。 特に、「ソコダラ」と呼ばれる深海性のタラの仲間を中心に、深海魚の世界的な多様性や分布パターンを明らかにしてきました。 研究のなかでは、国内外でのフィールドワーク(乗船調査や市場調査)や博物館での標本調査をもとに、「かたち」と「DNA 」の情報を使って深海魚のまだ見ぬ多様性を探求しています。 最近では、深海魚に見られるユニークな形の機能や進化にも興味があります。

担当授業科目 海洋生物学概論、海洋生物研究、魚類学実験など
所属学会 日本魚類学会、日本動物分類学会
主な論文・著書 ・中坊徹次(監修・編).2018. 小学館の図鑑Z.日本魚類館、小学館、東京(分担執筆)
・Nakayama, N.(Ed.)2016. Proceedings of the International Symposium on Interactions of Human, Culturs and Nature Explored with University Museum Collections. The Kyoto University Museum, Kyoto. 105 pp.
・Nakayama, N., Endo, H. 2017. A new species of the grenadier genus Coelorinchus (Actinopterygi: Gadiformes: Macrouridae) from the Timor Sea, Eastern Indian Ocean. Ichthyol. Res. http://doi.org/10.1007/s10228-017-0585-4.
・Nakayama, N., Kimura, Y., Endo, H.(2014) Neoepinuula minetomai, a new species of sackfish from off Kuchierabu-jima Island, southern Japan(Actinopterygii: Gempylidae).Ichthyol. Rte. http://doi.org/10.1007/s10228-014-0446-3
受験生へのメッセージ 駿河湾に面する東海大学海洋学部は、魚類を学ぶには絶好の場所です。 海洋生物学科ではさまざまな講義や実習を通して、魚類に関する基礎的な知識を実感しながら身につけることができます。 魚好きにはもってこいの場所でしょう。進学先の選択では悔いのない選択を。