機関設備
信頼性、経済性、静粛性のすべてに新機軸
推進機関構成は、2500ps×2機1軸とし、高低速減速機の利用および可変ピッチ
プロペラの操作で、1.2機高速ギアモードによる高速航行、2.単機高速ギア
モードによる経済速力航行、3.単機低速ギアモードによる超微速連続航行など、
状況に適合した運航を実現しました。遠洋航海に不可欠な高速航行、研究調査航
海での超微速長時間航行を両立させ、経済的な運航にも対応しています。また居
室の快適性と、研究用精密機器への影響を考え、主機関、減速機、主発電機など
を弾性支持、船内騒音・振動に加え、水中放射雑音の低下も達成しました。
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舵取機 |
主機関 |
機関制御室 |
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高スキュープロペラ |
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