教育活動海の大自然を体験し、海洋の実態を学び、自らを研鑽する海洋調査船としての機能はもちろんのこと、海を通してさまざまな教育を展開する、高度な教育施設としての役割があります。 海洋科学は海の実践的学問であり、海洋の実態を学ぶことから始まります。「望 星丸」での航海体験は何よりも増して、海洋の現状を把握できるだけでなく、自 らを研鑽する上で、学生にとって欠くことのできない授業といえます。 海洋学部では、全学生の必修科目として "海洋実習" を設定。また、航海学を専 攻する学生に対して行われる "航海実習" など、専攻に合わせた "専門航海実習" が用意され、「望星丸」で航海を体験する学生は年間3,500人を超えています。 さらに、さまざまな調査を通じて、より高度な実践的能力を体得するための貴重 な場となっています。海洋学を学ぶ学生にとって「望星丸」は "海のキャンパス" として欠かせない存在なのです。
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